地に足をつける

先月までのわたしといまのわたし。
仕事が変わったということ以外は、なにも変わってないのに、全然違う感覚で日々を過ごしている。
地に足がついてない感覚って、前にも感じてた時期があった。
大学時代に、協力隊を志したときの感覚と似てる。
この頃は、自分はどうやって行きていこうとか、自分の得意不得意分野などと向き合った時期でもあった。
自分に自信が持てず、将来への希望も持てず、なんか毎日悶々としてたな。

いまの日本は、いろいろと問題はあるが、とても豊かで安全な国だとおもう。
前までは、豊かな日本だから、これ以上日本が豊かになることに貢献するよりも、
途上国への協力をしたいと考えていた。
しかし、環境教育の研修がはじまって、考えを改めた。

今の日本の豊かさは、私たちよりも前の世代の方々が、必死に築いてきた結果だ。
多くの方の犠牲の上に成り立つ。
今の日本だって、多くの問題を抱える。日本をより良くしていこうという考えも「あり」だ。

日本を変える、世界を変えるだなんて、大層なことはできないということは分かった(あたりまえだけど)。
考え方次第で、どうにでも変わることはできるのだろう。
でも、今は、「途上国の未来を変える!」仕事の道よりも、
愛する人と一緒に生きていきたいという気持ちの方が強い。

人間、働かなければ生きていけない。
そのために仕事をする。
その仕事が好きな仕事であれば、幸せだろう。
好きな仕事でも、嫌なことはたくさんある。
嫌な仕事でも、嬉しいハプニングみたいなことはある。
結局、仕事なんてどれも一緒じゃないか。
仕事での自己実現って、険しい道だ。

私はそんなに強くない。
辛いことのほうが多い仕事の後は、愛する人と安らぎたい。
メリハリが大切。
そうやって、少しずつ成長していくのも、いいのかもな。

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