俺ら東京さ行ぐだ

すこし慣れたかな。
1ヶ月の壁も越えた気がする。
かつてJV(*)としてアフリカに行った同期いわく、
JVで派遣されてから、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月で壁を迎えるらしい。
言葉を変えれば、それはスランプとか、失望とか、現実逃避とか、孤独とかナントカ。

エルサルに来て、3週間が経った。
最初は興奮して、見るもの、聞くものすべてが新しく、
毎日ハイテンションだったわけなんだけども、
最近やっと落ち着いた。

というのも、語学学校に行ってる間は同期の日本人と接する機会があり、
日本語で好きなように話し、聞き、思うように自分の意思を伝えられていた。
平日は家に帰ればMarta家に行き、居候の身。
たった2日の土日を3回経験しただけだけど、
朝から晩までスペイン語の日々、新しいコミュニティに入ったときの孤独で
そこはかとない孤独を感じていたのだ。

でも、そうだった。分かっていたことだった。
孤独の向こうに、なにが自分のなかで「なにが芽生えるか」を見てみたかったのだ。
テレビもねぇ、ラジオもねぇ、(自動車はまぁまぁ走ってるが)なんにもねぇ世界で、
(実際にはテレビもラジオもあるが、早口でまくしたてられるスペイン語は聴きたくない)
自分の本質とは、生きるとはなにかを感じてみたかったのだ。

もちろん環境教育の活動があっての話ですけどね。

*JV
JOCV(青年海外協力隊)の略称のさらに略した言い方。訓練所では、JVとSV(シニアボランティア)という略称を使用していた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAお隣さんのニャンズたち。¡Que bonitas!

OLYMPUS DIGITAL CAMERAネットカフェ。別にコーヒーやお菓子はない。ネットやゲームが使えるお店。よくみると「CYBER」って書いてある。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA街のほぼ中央にある交番。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA左手にあるのは、ププサ屋。土日の夕方はたくさんの人が家族で集まる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAお土産屋さんもそろそろ撤収。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAおつかれさまでした〜。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA日曜の夜、街にはたくさん人がいて、ただぼーっと座ってたり、なにかを食べてたり、ベンチに座って話し込んでたり。のんびりとした雰囲気が広がる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAご近所のレストラン。いちおしは、やはりププサ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAププサ屋さん(Pupuseria:ププセリアという)その2。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAププサ屋さん、その3。女性たちがその場でコネて焼いてくれる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA普段の夕食。だいたいこういうものを食べる。奥から、トマト・ピーマンとソーセージと炒めたもの、右にあるのがフリホーレス(インゲン豆のペースト)、白いのはチーズ、緑の野菜はアボガド。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAMartaさん、いつもありがとう。