お好みオムレツ

さて、今日はお世話になったホームステイ先の家族のために、
日本食を作ろうとおもいます。
今のスーツケースに入ってる日本の食材は、インスタントみそ汁とほんだしだけ。

同期の友達が、ほんだしを使ってお好み焼きを作って大好評だった
というニュースに刺激を受け、わたしもお好み焼きにチャレンジ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA材料はこちら。小麦粉(は売ってるらしい)が入手できなかったので、トウモロコシでできたププサの粉で代用。長ネギもないので、玉葱の緑の部分を使うことに。イモみたいなやつは、ユカというイモの仲間。長芋のネバネバ感を出すために、すり下ろして使う。あと写真には写ってないけど、豚肉と玉子を使用。
残念ながら、マヨネーズやおたふくソースは売ってません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA豚肉のブロックを小さく切ります…ってこんなナイフじゃとてもキレナイヨー!ぎこぎこ、のこぎりみたいにしてやっと一口サイズに。豚バラをイメージしたのだが…。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAさ、材料を混ぜていきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA豚肉は火が通りにくいので、あらかじめささっと炒めておく。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA塩とこちらのスパイス。マスタードのしょっぱいバージョンみたいな味。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAなるべく薄〜くフライパンに長し入れるつもりが、もりもり盛りだくさんになってしまった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAなかなか火が通らないので、蒸し焼きに。嫌な予感だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAあちゃー、完全に失敗だ。お母さんにどんな顔すればいいのかしら。。。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAお母さん、登場。油が少し足りないのかもねと、たっぷりのバターで再度挑戦(お母さんが)。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAオムレツ風になりました〜。バターで焼くという発想はなかったんだけど、こちらの人には好評のよう。

うーん、難しい。
ちゃんとした材料で作らないと、
ちゃんとしたお好み焼きにはならないという実証実験、大成功でした。

何事も挑戦。
やってみると思わぬ出会いがあって、そこからまた派生して新しいものと出会ったりする。

今まで用意してくれた料理をただ食べるだけだったけど、
自分で作ろうと思ったら、なんだかすごく楽しかった。

ププサの粉や野菜の買い物も初めてしたし、
使い勝手が分からない台所で準備するのもなんだかワクワクしたし。
本来のお好み焼きとは全然違うものになったけど、
家族はおいしいよーって食べてくれたし。
たかが料理するだけでも、充実した一日になった。

自分から「これ、やってみよう」ということは、
こんなにも楽しいんだなぁ。
最近、現地の人と積極的に関わろうとしてなかったけど、
ちょっと扉を開くだけでこんなに世界が広がるんだなぁとプチ感動。

一日一回、「ちょっとだけ」心の扉をえいっと開いてみる試みを
今後のテーマにしよう。
自分の中にある壁なんて、自分が勝手に作ってる
「めんどうくさい」「失敗したら嫌だ」という弱い心からくるものなのだから。